左打者の有利 な面を活かそう

ソフトボールは塁間が狭いこともあり左打者が有利な面が多いですね。まず、打撃が終わったとに右打者よりも2、3歩早く一塁ベースに走り込むことが出来ます

左打者が有利

 

その為、バントを左打者が行うと内野手はより前進しないといけなくなりますが、内野手が打者に近づいて守備をするほど、強い打球は抜けやすくなります。

 

したがって、左打者が強打してよりヒットを打つ為には、バントを徹底的に練習して、内野手を前に引きつけて守備範囲を狭くさせることが大切になってくるのです。そうすることが、しいては打率アップに繋がるのです。

 

 

実際に守備側にとって、良く引っ張る左利きの強打者よりも、バントが上手い好打者が打席に入るほうが嫌なものです。打率でも、左利きでバントをやらない場合は、良く打ってせいぜい2割5分前後に対して、バントが巧みな好打者になれば、調子が良い悪いに関わらず、3割から4割打つことも少なくないのです。

 

また、バントと同じ理由から、バスターの上手い左打者は内野手の横を抜きやすいでしょう。投球フォームに合わせてバントの構えをして、出来るだけ一塁手や三塁を引きつけ、素早くバットを後ろに引き、強打してゴロを打つようにすればヒットになりやすいです。

 

更に、一塁手前にバントしたり、一、二塁間に強打するよりも三塁側にボールを転がした方が一塁ベースまでの内野手の投げる距離が長くなることから、それだけヒットになる確率は高くなります。

 

 

その為、左打者は引っ張る練習をするよりも、三遊間の方に強い打球を打てるように、流し打ちの練習をいた方が打率アップに繋がるでしょう。

 

このように左バッターには右バッターにはない多くの利点や長所があるので、これを活かす為に右利きの選手が左打者に転向するケースも少なくありません。ただ、バットを押す左腕が弱いことが多いので、しっかり左腕を鍛えておくことが必要でしょう。

 

このソフトボール上達革命の監修者でもある佐藤理恵さんも、右投げ左打ちで、小学生までは右バッターでしたが、中学生から左打者に転向されています。そうした経緯もあり、バントやバスター、流し打ちなどのやり方はもちろん、右から左バッターの転向する為の練習法も網羅してあるので、特に左バッターの人はお手本になるでしょう。

 

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