内野手の守備位置

内野手の守備位置は、大きくはランナーの有無や得点差により定位置、前進、深めの守備をとります。

 

 

バントを警戒する時や1本のヒットでランナーがホームに帰り得点を許してしまうスコアリングポジション(3塁)にいるような状況では前進守備をとり、外野に抜ける長打を警戒する場合は深めの守備をとるのが通常です。

 

 

また、野球では2塁か3塁がスコアリングポジションになりますが、ソフトボールは、野球と違いグラウンドが狭いため、3塁がスコアリングポジションになります。

 

●定位置
ランナーがいない時の基本的な守備位置になります。サードとファーストは、ベースよりだいたい2メートルくらい前で構えます。そうすることで、セーフティーバントなどにも対応できます。
ショートとセカンドは、塁間を結ぶラインより若干後ろに構えます。

 

 

●前進守備
主にランナーが3塁にいるスコアリングポジションの場合などにとります。
サードとファーストは、定位置よりホムベースよりに約1.5m程度前で構え、ショートとセカンドも塁間を結ぶラインよりも前にポジションをとるようにします。

 

サードとファーストは、バントに備え、投球と同時に前へダッシュします。

 

 

●深めの守備位置
外野に抜けるような強い打球や長打に備える場合にとります。
ファーストとサードは、ワンバンなどでボールが頭上を抜けないように、定位置よりベース寄りに構え、ショートとセカンドはいつもよりやや後ろのポジションをとり、レフトやライト前を狙われないようにします。

 

 

以上が内野手の守備位置になりますので、大まかに覚えておくと良いでしょう。
なお、実際の守備位置は、ランナーやバッターの特徴なども考えて、臨機応変に対応することが大切です。

 

 

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