カットの仕方!コツを押さえて練習あるのみ
ソフトボールのバッティングにおいても、出塁率をあげるためにはカット技術が必要です。カットとは、狙い球と違ったり、厳しいコースにきて打ち損じないためのバッターの技術。
理想はあらゆるコース、球種に対応できるカットの仕方を身につけること。狙っているのと違うコースや球種をカットしていけば、そのうちに狙い球のボールをピッチャーが投げてきます。
何故なら、打者の目がボールになれくるので、ピッチャーにすれば同じコースや球種を投げずらくなってくるからです。例え2ストライクに追い込まれても、狙い球以外ならファールで粘り続ける。
10球以上は粘れるかもしれませんが、たいていはその前にフォアボールになるか、狙い球や甘い球がくるでしょう。ピッチャーにとって、このような打者はヒットを打たれるのと同じように嫌なものです。
そんなカットの仕方について、コースと球種によってのコツをご紹介しますね。(右打者の場合)
●インコース
ファールにしようとして引っ張るのは難しいので、手首を返さずに右方向へカット。
●アウトコース
ヒットを打つ場合と違い、ミートポイントを後ろにする。
●速球
速い球に対してはインパクトの瞬間に力を抜く。その結果、ボールの勢いに負けてファールになります。
●変化球
手首を返さないでスイングし、フェアグラウンドに入らないようにする。
カット技術はあくまで三振を避けるためのものではなく、ピッチャーの配球の自由を奪うためのものです。カットが上達するには、コツを押さえて普段のバッティング練習を積み重ねて身につけるしかありません。
カット技術を身につけることで、粘ってピッチャーの体力を消耗させられたり、狙い球を投げさせたりすることに繋がるというメリットがあるので、普段のバッティング練習でカット打ちを練習しておくと良いでしょう。