トスバッティングのバリエーション！低めのボールを強打する練習法とは？
ソフトボールの打撃練習としてトスバッテイングがあります。トスバッティングは、一人がトスをあげ、もう一方がそのボールを打つ練習ですが、主にボールを上手くミートするなど、バッテイング技術を習得するために行いますが、色々なバリエーションがあります。
例えば、バッテイングのスタンスは通常、足を肩幅より少し広くして構えますが、それより足を広げ、低い姿勢で低めのボール打ちのトスバッティングの練習方法があります。
スイングのやり方は、まずはスタンスを広げて構え、一度前足に体重を乗せます。次に頭やへその位置を変えずに後ろの軸足に体重を戻し、再び前足側に体重を移しながらスイングします。
この広いスタンスでトスバッティングの練習する目的は主に2つあります。一つ目は全身を連動させたスイングを身につけること。
もう一つはボールにしっかりパワーが伝わっているか確認することです。
全て打撃は下から身体を連動させて打ちますが、まず膝を内側に入れて、腰が周り、それと同時にバットを身体の近くで回していく。全身を連動させたスイングを徹底的にマスターさせるのが、このトスバッテイングの練習の目的の一つです。
この練習でしっかりと勢いのある打球が飛ばせるようになれば、全身を連動させて強い打球を打っていると言えます。
特に低めのボールは視線より遠い位置になりますが、その中でも外角の低めは最も視線から遠くなるため、しっかりと全身を連動させて打つことが難しくなり、勢いのある強い打球が打てなくなりがち。
その為、このような選手にはスタンスを通常に戻して、低めの打球を打たせると、このトスバッテイングの練習で身についたことが活きてくるはずです。